ブログ画像一覧を見る
このブログをフォローする
穏やかな
海の底に寝そべって
空を見上げた
空というより天井
ガラス色というべき
青い磨りガラスの色
光の結晶が
突き刺さっていた
まっすぐに‥‥
小さい魚が
キラキラと飛んでいた
高く高く
ほんの一瞬‥‥
ほんの一瞬だけ
細胞が海に混ざったけど
生きることと
死ぬことの
意味は混ざらなかった
No.0205 050321